今はインターネットが普及して集客はネットだけでやってる会社も多いと思います。
不動産業界は今でもチラシのポスティングは根強く活用されてます。
ちなみに私も現役で不動産会社に勤めており、時間があればポスティングをしています。
現在もポスティングをしているからこそわかるポスティング事情を解説していきます。
ポスティングが大変な理由
まずは不動産業界の売買営業をするなら、初めのメインの仕事はポスティングです。
ポスティングと聞けば簡単な仕事のように聞こえます。
簡単ではありますが、なかなか大変な作業です。
なかなか反響に繋がらない
ポスティングをすればすぐに反響に繋がると思えば大間違いです。
確かにポスティングをしないことには反響は取れませんが、なかなか来ません。
たくさんポスティングして反響が全く来なかったらメンタルがやられますよ。
反響はなかなか来るものではないと思って、辛抱強くポスティングすることが大切です。
チラシの作成に時間がかかる
ポスティングするためにはチラシの作成をしないといけません。
物件によってチラシに掲載したらダメな物件もあります。
それをいちいち確認していかなければなりません。
その作業を終えてやっと見つけた物件のチラシを作成していきます。
1物件作るのに30分程度かかるので、チラシ1枚に載せる物件数が多ければ多いほど時間がかかります。
仕事が単調で面白くない
ポスティングはその名の通り、チラシをポストに入れるだけの仕事です。
それ以上も以下もありません。
本当にそれだけです。
単調で面白く感じにくい仕事です。
夏は暑すぎて地獄
夏のポスティングは暑すぎて地獄ですよ。
もう汗を流しながらのポスティングになります。
飲み物は必須で、冷感グッズなどあれば少しはマシになると思います。
僕はいつも軽い熱中症になっています。
夏のポスティングは過酷なので注意が必要です。
クレームがくることがある
ポスティングに慣れてくると、ある日クレームがくることがあります。
主に「このマンションにチラシを入れないでください」と連絡がきます。
チラシ投函禁止の物件にポスティングするとクレームがくることがあります。
クレームがきたらその物件には今後ポスティングをしないようにしよう。
後もう一点注意することは、チラシはポストの中までちゃんと入れるようにしないとクレームになることがあります。
ポスティングの良いところ
ポスティングも良いところもちゃんとあります。
運動不足の解消になる
デスクワークではなく常に動いてるので、運動不足の解消になります。
徒歩や自転車の方が効率よくポスティングができ、良い運動になります。
万歩計などを使って、今日はどれぐらい歩いたか目標をつけると楽しく仕事ができますね。
僕は「楽天ヘルスケア」というアプリで楽天ポイントを貯めています。
一人でマイペースに仕事ができる
これはポスティングの最大のメリットかも知れません。
誰にも邪魔をされずに、一人でマイペースにすることができます。
会社に居たら色々上司から言われたりしますが、ポスティングは一人なので気楽に仕事ができます。
音楽を聞きながらポスティングをすることもできますよ。
他人と関わらなくて良い
ポスティングしてるときは、他人と関わらないので気楽です。
他人と関わることがないので、余計なストレスはかかりません。
チラシを配るための必須アイテム
ここからはチラシを配るための必須アイテムを紹介します。
チラシを入れるカバン
これは当たり前ですが、チラシを入れるカバンを用意しましょう。
どれぐらいチラシを配るかにもよりますが、配るペースでいうと大体1時間500枚ペースです。
どれぐらい配るかでカバンのサイズを決めましょう。
指サックなどの滑り止め
チラシは普通に素手で配ると滑るので、非常に効率が悪いです。
100均で売ってる指サックで十分です。
絶対に購入するようにしよう。
なぜ今の時代にポスティングなのか
今やインターネットが普及して集客しやすくなったのに、ポスティングは時代遅れな感じもします。
なぜ今の時代にポスティングをするのか理由を紹介します。
一つの集客の媒体になる
ポスティングは集客の媒体になります。
集客媒体は多いほうが集客ができます。
インターネットを見ない世代にアプローチができる
ポスティングはインターネットを見ない世代へのアプローチができます。
特に年齢層が高い人には効果的です。
また一人だけでなくその家族全員がチラシを見る可能性があります。
すべての人がインターネットを見ているわけではありません。
ポスティングはインターネットを見ない世代にもアプローチができるので効果的です。
会社の認知度を上げるため
ポスティングはすぐに問い合わせをもらう以外にも、会社の認知度を上げるためにもしています。
一回のポスティングだけだったら、すぐにゴミ箱に捨てて認知されませんが、何回もポストに入っていたら、
「また、ここの会社のチラシがポストに入ってたわ」
と、会社を認知してくれるようになります。
初めて聞いた名前の不動産会社より、少しでも聞いたことがあるような不動産会社のほうが安心できます。
会社の認知度を上げるためにポスティングは効果があります。
自分で仕事を取りに行くため
なんと言ってもポスティングは自分で仕事を取るためにするものです。
チラシに自分の名前を入れて、自分宛てに連絡が入るようにしておけば、問い合わせがきたらすべて対応することができます。
売上を上げるためにもポスティングはするようにしましょう。
【まとめ】
今回は不動産のポスティングは大変なのかについて紹介しました。
不動産会社の売買営業をすれば、ポスティングの仕事は避けて通ることはできません。
ポスティングは楽そうで大変な仕事ではありますが、自分の成績に繋がる可能性があるので、
いかに工夫して楽しむことが大切です。