- 宅建に落ちたらクビになるの?
- 宅建は絶対に必要なの?
- 宅建の合格率を上げるにはどうしたらいい?
不動産業界って宅建が必要と聞くけど、実際試験に落ちたときってクビになるのか気になると思います。
この記事では、現在不動産業界歴10年以上で現役で仕事をしており、不動産屋の店長で宅地建物取引士の資格を保有している僕が悩みを解決します。
- 宅建に落ちても基本はクビにならない
- 宅建に落ちたときの対処法
- 宅建の合格率を上げる方法
それでは解説していきます。
宅建に落ちてもクビにはならないが
宅建に落ちてもクビにはなりません。
宅建を絶対に取らないといけない雰囲気の職場だったら、すごく働きにくくなったりします。
また昇進や昇給に影響も出てくる可能性が高いので、クビにならなくても不利になることがあります。
宅建の合格が条件の場合はクビになることも
不動産業界は宅建の取得を推奨している会社が多くあります。
入社後宅建の合格を条件にしていれば、試験に落ちた場合は、クビになる可能性があります。
合格が条件で入社していればやむを得ません。
そもそも宅建の合格率は?
宅建は4択のマークシート方式で50問となっており、合格率は約16%で推移しています。
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点 |
令和4年 | 226,048人 | 38,525人 | 17% | 36点 |
令和3年12月 | 24,965人 | 3,892 | 15.6% | 34点 |
令和3年10月 | 209,749人 | 37,579人 | 17.9% | 34点 |
令和2年12月 | 35,261人 | 4,610人 | 13.1% | 36点 |
令和2年10月 | 168,989人 | 29,728人 | 17.6% | 38点 |
令和元年 | 220,797人 | 37,481人 | 17% | 35点 |
合格率は決して高くはないので、頑張って勉強しないと受かることができません。
売買仲介なら宅建は必須
売買仲介の仕事をするなら宅建は必須になります。
会社によっては宅建に受かるための研修があることが多いです。
売買仲介の仕事をするなら宅建は必須になるので、頑張って取得するようにしよう。
賃貸仲介はほどんどの人は宅建を持っていない
賃貸仲介の会社で働いている場合は、クビになることもほとんどありません。
ほとんどの営業マンが持っていないからこそ、宅建を持っていれば希少な存在になれます。
宅建に落ちたときの対処法
ここからは宅建に落ちたときの対処法を紹介します。
再受験の準備をする
宅建に落ちたとしても諦めず再受験するようにしよう。
また宅建の勉強をしていたので、次回の試験に合格する確率も上がります。
独学での合格が難しそうだったら、通信講座や予備校を受講するのもおすすめです。
転職活動をする
宅建に落ちたら転職活動をするのもありです。
不動産業界の中でも賃貸仲介だと宅建を持っている人も少ないので、プレッシャーもなくなります。
宅建が必須でない会社に転職すれば、合格など気にすることはありません。
不動産業界以外の業界に転職するのも一つの手です。
宅建を諦める
もう一層宅建を取得するのを諦めても良いと思います。
宅建の試験も年に1回しかないので、一度落ちたら熱が冷める人も多くいます。
宅建の合格率を上げるには
宅建の合格率を上げるためには以下の方法が大切です。
勉強の習慣を身につける
まずは勉強する習慣を身に着けるようにしよう。
勉強を習慣にしないと、たまに勉強するぐらいで受かる甘い試験ではありません。
勉強をするハードルを下げて、まずは勉強する習慣を身に着けよう。
過去問を解きまくる
とりあえず過去問を解きまくりましょう。
法改正に対応した最新の過去問10年分を100%解けるようになれば、合格にかなり近づきます。
過去問を解いていると、問題の傾向も分かるようになってきます。
過去問を制すれば宅建も制することができます。
【まとめ】
今回は宅建に落ちたらクビになるのかについて解説しました。
結論はクビにはならないが、絶対に受からないといけない職場だったら、働きにくくなります。
宅建に合格することが条件で会社に入社した場合は落ちたらクビになる可能性があります。
特に売買仲介の仕事をしていれば、ほぼ必須の資格です。
不動産業界で働くなら宅建を持っていて損はないので、頑張って取得するようにしましょう。