- なぜ分譲賃貸が安いときがあるの?
- 分譲賃貸に借りるときに注意することは?
分譲賃貸で安く募集しているのは珍しいことではありません。
分譲賃貸がなぜ安く募集するのかしっかり理解して、お部屋探しをするようにすると、良い物件に出会える確率が高くなりますよ。
- 分譲賃貸が安い理由
- 分譲賃貸を借りるときの注意点
不動産業界歴10年以上で現役で仕事をしており、不動産屋の店長で宅地建物取引士の資格を保有している僕が悩みを解決します。
分譲賃貸が安い4つの理由
分譲賃貸が安い理由があります。
- 条件が悪い
- オーナーの状況次第で安くなる
- 定期借家契約で安い
- 原状回復がちゃんとされていない
それでは解説します。
条件が悪い
条件が悪かったら分譲賃貸でも安くなります。
- 駅から遠い
- 日当たりが悪い
- 周辺環境が悪い
- 築が古い
- 近くに幹線道路や線路がある
上記の条件が当てはまるときは、募集条件が安くなることがあります。
オーナーの状況次第で安くなる
オーナーの状況次第で家賃が安くなります。
ローンの返済中であれば、返済額より多く家賃を回収しないと赤字になってしまいます。
オーナーの状況によって募集する家賃が安くなったりします。
定期借家契約で安い
定期借家契約のときは家賃が安くなります。
定期借家契約とは、契約期間が決められており、更新することができません。
契約期間が決められていて、長く住むことができないので、家賃が安くなってることが多くあります。
定期借家の物件について以下の記事で詳しく書いているのでご覧ください。
原状回復がちゃんとしていない
オーナーが個人で管理しているときは、原状回復がちゃんとしていないことがあります。
オーナー次第で室内の状態も変わってきます。
分譲賃貸を借りるときに注意すること
ここからは分譲賃貸を借りるときに注意することがあります。
- 個人オーナーが管理している
- 事故物件に気をつける
- 分譲賃貸はおとり物件に使われやすい
それでは見ていきましょう。
個人オーナーが管理している
管理会社ではなく個人オーナーが管理しているときは注意が必要です。
個人オーナーが管理している分譲賃貸のお部屋に住むと、トラブルになったときの対応が悪かったりします。
個人オーナーはトラブルに不慣れなので、お部屋を決めるときは管理は不動産会社がしているか確認するようにしましょう。
事故物件に気をつける
分譲賃貸の物件にも事故物件の可能性もあるので気をつけよう。
事故物件の場合は、不動産屋からもらえる物件資料に書いているので、確認するようにしましょう。
分譲賃貸はおとり物件に使われやすい
分譲賃貸はおとり物件に使われやすいです。
賃貸マンションはオーナーが一人で空室の確認や募集条件の確認ができます。
分譲賃貸は各部屋ごとにオーナーが違い、検索サイトでは号室まで載ってなく、確認しにくくなっています。
分譲賃貸はおとり物件に使われやすいので注意が必要です。
おとり物件について詳細は以下の記事を参考ください。
【まとめ】
今回は分譲賃貸が安い理由について解説しました。
分譲賃貸は基本家賃が高いことがありますが、条件によっては安く募集していることがあります。
- ・条件が悪い
- ・オーナーの状況次第で安くなる
- ・定期借家契約で安い
- ・原状回復がちゃんとされていない
分譲賃貸は普通の賃貸よりもグレードが高い物件が多くあるので、借りるときは大丈夫かどうか確認するようにしましょう。
分譲賃貸について関連記事も参考にご覧ください。