- 不動産屋によって取り扱う物件って違うの?
- いろんな不動産屋に行った方がいいの?
- 不動産屋に行くときの注意点ってある?
不動産屋ってたくさんあるけど、取り扱いの物件は違ったりするのか気になると思います。
あわよくばネットに掲載されていない掘り出し物があれば嬉しいですよね。
この記事では、現在不動産業界歴10年以上で現役で仕事をしており、不動産屋の店長で宅地建物取引士の資格を保有している僕が悩みを解決します。
- 不動産屋によって取り扱う物件はほとんど同じ
- いろんな不動産屋に行ったほうが良い
- 不動産屋に行くときの注意点
それでは解説していきます。
不動産屋によって取り扱う物件が違うの?
不動産屋によって取り扱う物件はほとんど一緒です。
一部、その地域の不動産屋しか紹介できない物件もあったりします。
割合で言うと9割の物件は紹介してもらえます。
なので、不動産屋によって紹介してもらえる物件はほとんど同じになります。
レインズやATBBでほとんどの物件は紹介可能
レインズやATBBでほとんどの物件は紹介可能です。
レインズやATBBは不動産屋しか見れないサイトで、全国の物件情報を調べることができます。
不動産屋はこの2つのサイトを使って、お客さんに物件の紹介をしています。
レインズやATBBの仕組み
オーナーから物件の募集の依頼を受けたら、レインズやATBBに登録します。
登録した情報はインターネットで全国の不動産屋と共有することができます。
不動産屋はその情報をもとに、いろいろ物件を紹介してもらえる仕組みとなっています。
実際ネットに載っていない物件ってあるの?
ネットに載っていない物件も中にはあります。
- 個人の家主はネットの掲載方法がわからない
- 専任物件を独占されている
上記の理由でネットに物件情報が載っていないことがあります。
専任物件を独占されていると、そこの不動産屋に行かないと、その物件を紹介してもらえないので、注意が必要です。
いろんな不動産屋に行った方がいい理由
いろんな不動産屋に行った方が良い理由を紹介します。
- いろんな物件を紹介してもらえて漏れがなくなる
- 不動産屋によって初期費用が違う
- 担当者の対応や提案力が違う
いろんな物件を紹介してもらえて漏れがなくなる
いろんな不動産屋に行くと、いろんな物件を紹介してもらえて漏れがなくなります。
最近は1つの不動産屋でもほとんどの物件を紹介してもらうことができますが、営業マンによっては紹介してもらえる物件が偏ることがあります。
なので、いろんな不動産屋に行くことをおすすめします。
不動産屋によって初期費用が違う
不動産屋によって初期費用が違うことがあります。
- 仲介手数料
- 消毒サービスや安心サポート
仲介手数料は不動産屋によって変わります。
消毒サービスや安心サポートは勝手に初期費用に追加してくる不動産屋もあるので注意が必要です。
不動産屋に騙されないためにも、複数の不動産屋から初期費用の見積もりをもらうようにしましょう。
営業マンの対応や提案力が違う
営業マンによっても対応や提案力が違ってきます。
誰もが聞いたことのある不動産屋でも、新人の営業マンだと経験が浅く提案力が乏しいこともザラにあります。
営業マンによって当たりハズレがあるので、いろんな不動産屋に行くようにしよう。
不動産屋に行くときの注意点
ここからは不動産屋に行くときの注意点を紹介します。
- 住みたい地域の不動産屋に行くようにしよう
- おとり広告に引っかからないようにしよう
- 申し込んだ物件を他の不動産屋で申し込まないように
住みたい地域の不動産屋に行くようにしよう
住みたい地域の不動産屋に行くようにすると良いです。
不動産屋は全国の物件をほとんど調べることができますが、土地勘のない地域の部屋探しは営業マンも苦戦します。
住みたいエリアの不動産屋に行くと、周辺環境のことも教えてくれたりして、部屋探しもスムーズにできます。
じっくり部屋探しをしたい人は、住みたい地域の不動産屋に行くようにしよう。
おとり物件に引っかからないようにしよう
おとり物件に引っかからないように気をつけよう。
悪い不動産屋は目を引くおとり物件で集客し、別の物件を紹介するという手口を使ってきます。
おとり物件を見分ける方法もあるので、詳しくは以下の記事をご覧ください。
申し込んだ物件を別の不動産屋で申し込まないように
一度申し込んだ物件を別の不動産屋で申し込まないように注意しましょう。
一度申し込みをした物件を別の不動産屋から申し込みをすると、余程の理由がないと断られることがあります。
同じ人から別の不動産屋で申し込まれたら、行儀の悪い人と見なされます。
一度申し込んだ物件は、基本的に再度申し込みができないので注意が必要です。
【まとめ】
今回は不動産屋によって取り扱い物件は違うのかについて解説しました。
結論不動産屋はほとんどの物件を取り扱うことができます。
不動産屋でしか見れないレインズやATBBという検索システムで全国の物件を調べることができます。
ただ1社だけに任せればいい訳ではありません。
不動産屋の中には悪い不動産屋もあります。
- あんまり物件を紹介してもらえなかったり
- 初期費用を高く請求されたり
- 営業マンの態度が悪かったり
上記に当てはまったら最悪なので、不動産屋はいろんなところに行くようにしたほうが良いですよ。