新NISAで積立投資を始めようと思ったとき、よく迷うのが「S&P500とオルカン、どっちを選べばいいの?」という問題です。
どちらも人気の投資先ですが、投資する地域や分散の考え方には違いがあります。
私は2017年頃から投資信託で資産運用を始め、これまで日経225に連動する投資信託や新興国株式、オルカンなど、いろいろな商品に投資してきました。
その結果、現在は新NISAのつみたて投資枠で、S&P500に連動する投資信託を毎月約5万円積み立てています。
今回は、S&P500とオルカンの違いを比較しながら、私が最終的にS&P500を選んだ理由を紹介します。
S&P500とオルカンの違いを比較
まずは、2つの投資先の基本的な違いを見てみましょう。
| 比較項目 | S&P500 | オルカン |
|---|---|---|
| 主な投資対象 | 米国の大型株約500社 | 日本を含む世界各国の株式 |
| 投資地域 | 米国 | 先進国・新興国 |
| 分散の特徴 | 米国企業に分散 | 世界の企業に分散 |
| 米国株の比率 | 100% | 過半を占める |
| 主なリスク | 米国市場への集中・株価下落 | 世界的な株価下落・米国株の影響 |
| 向いている考え方 | 米国企業の成長に期待 | 世界全体の成長に期待 |
※ここでいうオルカンは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を指します。国別構成比率は時価総額の変化などによって変動します。
S&P500とは?
S&P500は、アメリカの代表的な大型企業約500社で構成される株価指数です。
Apple、Microsoft、Amazonなど、世界的に知られる企業も含まれています。
S&P500に連動する投資信託を購入すれば、米国のさまざまな企業にまとめて投資できます。
ただし、投資対象は米国株式なので、アメリカの株式市場が大きく下落すると影響を受けやすくなります。
オルカンとは?
オルカンは、日本を含む先進国や新興国の株式に幅広く投資できる投資信託です。
1本で世界各国の企業に投資できるため、投資先の国を自分で選ぶ必要がありません。
ただし、世界中に分散しているからといって、元本割れのリスクがなくなるわけではありません。
世界的に株価が下落する局面では、オルカンも大きく値下がりする可能性があります。
オルカンにも米国株が多く含まれている
私が投資先を考えるうえで気になったのが、オルカンの米国株比率です。
オルカンは全世界に投資する商品ですが、米国企業が大きな割合を占めています。
これは、世界の株式市場で米国企業の時価総額が大きいためです。
そのため、S&P500とオルカンを両方購入すると、米国株式への投資が重複します。
両方持つことは意味がない?
S&P500とオルカンを両方持つこと自体が悪いわけではありません。
例えば、オルカンを中心にしながら、米国株への投資割合をさらに増やしたい人には、両方を組み合わせる考え方もあります。
一方で、世界全体に幅広く分散したいのであれば、オルカン1本でもその目的に沿った運用ができます。
大切なのは、2つの商品を持つことで、実際にどの地域への投資割合が増えるのかを理解することだと思います。
私がオルカンをやめてS&P500を選んだ理由
ここからは、私自身の投資経験について紹介します。
最初からS&P500に投資していたわけではない
私が投資を始めたのは2017年頃です。
最初は日経225に連動する投資信託や新興国株式の投資信託など、いろいろな商品を購入していました。
オルカンを購入していた時期もあります。
投資を続ける中で、自分がどのような考え方で資産運用をしたいのか、少しずつ整理していきました。
アメリカ経済の成長に期待している
私がS&P500を選んだ一番の理由は、アメリカ経済の今後の成長に期待しているからです。
アメリカには世界的に事業を展開する企業が多く、これからも成長していく可能性があると考えています。
もちろん、アメリカ経済が今後も必ず成長し続けるとは限りませんし、株価が下がる時期もあります。
それでも、長期的に投資する先として、私は米国株式を選びました。
筆者私はこれまでいろいろな投資信託を購入してきましたが、今は米国経済の成長に期待してS&P500を中心に積み立てています。
オルカンとS&P500を両方持つ必要はないと考えた
以前はオルカンも購入していましたが、オルカンにも米国株が多く含まれていることから、私の場合は両方持つ必要はないと考えました。
もともとアメリカ経済の成長に期待していたこともあり、現在はS&P500に連動する投資信託だけを積み立てています。
これはあくまで私自身の投資方針です。
世界全体に分散したい人にとっては、オルカンの方が考え方に合う場合もあると思います。
S&P500とオルカン、どっちが向いている?
どちらが向いているかは、投資に対する考え方によって変わります。
S&P500が向いていると考えられる人
- アメリカ企業の長期的な成長に期待している
- 米国株式を中心に資産形成したい
- 米国市場への集中リスクを理解している
オルカンが向いていると考えられる人
- 特定の国だけに投資先を絞りたくない
- 先進国と新興国を含む世界全体に投資したい
- 国別の投資割合を自分で細かく決めたくない
どちらも株式を中心とした投資なので、価格変動リスクがあります。
また、どちらの方が将来の運用成績が良くなるかは、現時点では分かりません。
過去の運用成績だけで判断するのではなく、自分が納得して長く続けられる投資先を選ぶことが大切だと思います。
現在は新NISAでS&P500を毎月約5万円積み立て中
現在、私は新NISAのつみたて投資枠を使い、S&P500に連動する投資信託を毎月約5万円積み立てています。
月5万円にしている理由は、家計にとってちょうどいい金額だからです。
2017年頃から投資を続ける中で、株価が大きく下がる場面もありましたが、私はあまり気にせず積立を続けてきました。
最近では、貯金だけをしていた頃よりも資産が増えるペースが速くなってきたと感じています。
ただし、これは私自身のこれまでの経験であり、今後も同じように増えるとは限りません。
これからも家計に無理のない範囲で、長期的な資産形成を続けていきたいと思っています。


新NISAでS&P500やオルカンを買うには?
S&P500やオルカンに連動する対象投資信託は、新NISAのつみたて投資枠で購入できます。
新NISAのつみたて投資枠は年間120万円まで利用でき、一定の条件を満たした商品の運用益が非課税になります。
証券口座を持っていない方は、まず口座開設から始めましょう。
私は楽天証券を利用しています。
楽天証券での口座開設方法については、以下の記事で詳しく解説しています。


まとめ|私はS&P500を選んだけれど、オルカンも選択肢の一つ
S&P500とオルカンは、どちらも長期の積立投資で検討される代表的な投資先です。
大きな違いは、米国株式に集中するか、世界各国の株式に幅広く分散するかという点です。
私は2017年頃からさまざまな投資信託を経験し、オルカンも購入してきました。
その結果、アメリカ経済の成長に期待していること、オルカンにも米国株が多く含まれていることから、現在はS&P500だけを積み立てています。
ただし、これは私自身の選択であり、誰にとってもS&P500が正解というわけではありません。
これから新NISAを始める方は、それぞれの特徴やリスクを理解したうえで、自分に合った投資先を考えてみてください。
※この記事は筆者の投資経験を紹介するものであり、特定の金融商品の購入や将来の運用成果を保証するものではありません。









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