- 不動産屋に指定された火災保険は絶対に入らないといけないの?
- 自分で火災保険に入るときの注意点は?
- 自分で入るときのおすすめの保険ってある?
火災保険って不動産屋に言われるがまま加入してる人は多くいると思います。
この記事では、現在不動産業界歴8年で現役で仕事をしており、不動産屋の店長をしている僕が悩みを解決します。
- 火災保険は自分で選んで入れる
- おすすめの火災保険2選
- 自分で加入するときの注意点
それでは紹介します。
なんで指定された火災保険を強制で入らさせられるの?
火災保険の加入を強制しても、法律上は問題ありません。
問題なのはお客さんが他の保険を選ぶことができず、不動産屋の指定する火災保険をすすめることは、独占禁止法に引っかかります。
不動産屋から指定された火災保険に加入すると、不動産屋が儲かるからです。
不動産屋の指定する保険は金額が少し高く設定されており、不動産屋に入るマージンが上乗せされています。
なので、不動産屋は儲けを増やすために指定の火災保険の加入をすすめてきます。
そもそも火災保険って絶対に入らないといけないの?
絶対に入らないといけない法律はないのですが、物件の入居条件に火災保険の加入が必須条件がほとんどです。
- 自分を損害から守るため
- 家主に対する補償に備えるため
- 水漏れで下の階の居住者に対する損害に備えるため
火災保険に入らないと、家主や住人に大きな損害を与えると大変なことになります。
火災保険は入居条件に加入必須がほとんどなので、絶対に入るようにしよう。
安く抑えるなら自分で加入する
料金を安く抑えたいなら、自分で火災保険に加入するようにしよう。
- 単身は15,000~18,000円
- ファミリーは20,000円~
自分で火災保険を探して選ぶのは少し手間ですが、少しでも安く抑えたい場合は自分で加入するようにしよう。
おすすめの火災保険2選
ここからは実際に火災保険に入るときに僕が迷った保険を紹介していきます。
楽天損保の『ホームアシスト』
楽天損保の『ホームアシスト』がおすすめです。
- 水災リスクが低ければお手頃になる
- ネットで申し込むと10%オフ
- 楽天ポイントが貯まる
補償内容も選択ができ、プランも充実しているので、自分の必要な補償の分だけ選択ができて安心です。
僕も更新時に楽天損保に切り替えました。
日新火災の『お部屋を借りるときの保険』
日新火災の『お部屋を借りるときの保険』もおすすめです。
3秒で簡単に見積もりができるので、ストレスがかかりません。
- リーズナブルな保険料
- 日本中どこでも同じ保険料
- 住所変更・解約もネットで簡単手続
保険のプランもシンプルで分かりやすく、保険料も安くて安心です。
自分で加入するときの注意点3つ
自分で火災保険に加入するときに注意点が3つあるので確認していきましょう。
自分で加入したら加入証明書を提出する
自分で火災保険に加入したら、家主や不動産屋に火災保険を加入したことの証明書を提出を求められます。
- 火災保険の申込書
- 火災保険の証券
これらの提出を求められます。
火災保険の加入証明が提出できないと新しい部屋に入居することができないので注意しよう。
借家人賠償責任保険と個人賠償責任保険にも加入すること
火災保険に加入するときに、借家人賠償責任保険と個人賠償責任保険もセットで入るようにしよう。
借りてるお部屋が火災や破損のときに、家主に対しての法律上の損害賠償責任を補償
火災や水漏れなどで他人の物を破損したときの法律上の損害賠償責任を補償
この2つに入っていないと、もしなにかあったときに大変な損害を負うことになってしまいます。
なので、火災保険に加入するときは、借家人賠償責任保険と個人賠償責任保険もセットで入るようにしよう。
火災保険の二重加入になっていないか
自分で火災保険に加入したときに、二重に加入していないか確認しよう。
実際に所有する家財の額までしか出ないので、保険料を無駄に支払っていることになります。
自分で火災保険に加入するときは、二重にならないか確認するようにしよう。
【まとめ】
今回は賃貸物件の火災保険を指定されたときについて解説しました。
賃貸物件の火災保険は加入は強制できますが、不動産屋が特定の保険の指定は独占禁止法でできないことになってます。
- 楽天損保の『ホームアシスト』
- 日新火災の『お部屋を借りるときの保険』
不動産会社の指定する保険は基本的に高いので、自分で保険に入ると安く抑えることができます。
- 自分で加入したら加入証明書を提出する
- 借家人賠償責任保険と個人賠償責任保険にも加入すること
- 火災保険の二重加入になっていないか
火災保険を使う確率は少ないけれど、起きたときの損失が大きいことから、賃貸物件に入るときは絶対に入らないといけないものになります。
自分で入りたい保険があれば、不動産屋の指定する保険は断って、自分で入ること言えば基本的に自由に入ることができます。