- 賃貸物件を借りるときに見積書をもらえないの?
- 見積書をもらうときの注意点ってある?
- 見積書をもらってどこの項目を見たらいいの?
賃貸物件を借りるときに見積書をくれない不動産屋が存在します。
- なんで見積書をもらうことができないのか
- 見積書をもらうときの注意点
- 見積書をもらったら見る項目
それでは解説します。
なんで賃貸物件を借りるときに見積書をもらえないの?
賃貸物件を借りるときに不動産屋に見積書をもらえないことがあります。
なぜもらえないことがあるのか解説します。
不動産屋は見積書を他社に持って行かれることを嫌がる
不動産屋は見積書を渡して他社に持って行かれて相見積もりを取られるのを嫌がります。
相見積もりになると、「他社は○○円安くなりましたが、この金額より安くなりませんか?」と言われます。
相見積もりを繰り返すと、初期費用の値下げ競争になります。
なにも言わなければ見積書はもらえません。
なにも言わなかったら見積書をもらえることは少ないです。
なにも言わなければ費用の金額がわかるのは、物件が決まって契約書類が送られてきたときになります。
そのころには見積書ではなくて請求書になってます。
なので、見積書が欲しかったら不動産屋に言うようにしよう。
見積書をもらうときの注意点
見積書をもらうときの注意点があります。
- 見積書をもらうタイミングは内見後
- 「見積書をもらわないと検討できない」と言う
- メールで見積書をもらう
それでは解説します。
見積書をもらうタイミングは内見後
見積書をもらうタイミングは内見後のお店に戻ってきたときにしよう。
「こちらの物件は初めにどれくらいの費用がかかるか教えてもらえないでしょうか?」と言うと見積書をもらうことができます。
注意することは冒頭に「とりあえず」と入れると、借りる気ない人と思われるので言わないようにしよう。
「見積書をもらわないと検討できない」と言う
見積書をなかなかもらえないときは「見積書をもらわないと検討できない」と言いましょう。
普通は金額を見て商品を購入するか決めるので、事前に見積書をもらうことはなにも問題ありません。
メールで見積書をもらう
直接言いにくかったら、メールで見積書をもらうようにしよう。
見積書をもらうときの例文
株式会社○○不動産
○○様
お世話になっております。
○○です。
先日はご案内いただきありがとうございました。
ご案内いただきました物件の初期費用の明細をいただけますと幸いです。
ご連絡お待ちしております。
上記のメールを送ると見積書をもらえます。
見積書をもらったら見る項目
見積書をもらったら見る項目があります。
- 仲介手数料は不動産屋によって違う
- 害虫駆除費などの付帯商品
上記は不動産屋によって金額が変わるので見るようにしましょう。
仲介手数料は不動産屋によって違う
仲介手数料は不動産屋によって変わります。
ホームページやSUUMOなどの不動産業者のページを見て、仲介手数料はいくらか確認するようにしましょう。
仲介手数料がいくらか書いていなければ、「賃料の1ヶ月分+消費税」の可能性があるので注意しよう。
害虫駆除費などの付帯商品
他にもいろんなサービスがついていることがあります。
ほとんどは不動産屋が付けている商品になります。
- 害虫駆除費
- 殺虫消毒費
- 消臭抗菌サービス
- 抗菌コート代
- 24時間安心サポート
- 24時間駆け付けサービス
上記のような項目があれば注意が必要です。
他の不動産屋から見積もりをもらうと、無いこともあるので、確認するようにしよう。
【まとめ】
今回は賃貸物件の見積書はなぜもらえないのかについて解説しました。
結論は見積書を渡して他の不動産屋に行かれたくないためです。
見積書を他の不動産屋に持って行かれて、さらに安くされると確実に他で契約になります。
その行為を防ぐために、見積書を渡すことを拒む不動産屋も存在します。
見積書もくれない不動産屋で契約するのは止めて、見積書のもらえる親切な不動産屋で契約するようにしよう。