- 賃貸契約後にすぐに住まないといけないの?
- すぐに住まないときの注意点ってある?
こんなことで疑問に思っているのではないでしょうか?
不動産業界歴10年以上で現役で仕事をしており、不動産屋の店長で宅地建物取引士の資格を保有している僕が悩みを解決します。
- 賃貸契約後にすぐに住まないといけないのか
- すぐに住まない場合の注意点
それでは解説します。
賃貸契約後すぐに住まないといけないルールはありません
賃貸契約後すぐに住まないといけないルールはありません。
時期にもよりますが、引越しする日が迫ってから探すと、良い物件が全部決まって、微妙な物件しか残っていない場合があります。
なので、賃貸契約後にすぐに住まないといけないルールはないので、いろんな事情はあると思いますが、すぐに住まなくても問題ありません。
賃貸契約の流れをおさらい
賃貸契約の基本は物件の申込みをした日から1ヶ月先までしか入居日を待ってもらえません。
1ヶ月以上先の入居日を希望すると、フリーレントのキャンペーンがない限り、家主は家賃が早く欲しいので、他にもっと早く入居してくれる入居者を探します。
なので、物件の申込みをしたら1ヶ月以内には家賃を払っていかないといけません。
上記のことをしっかり理解した上で、賃貸物件を契約するようにしよう。
賃貸契約後すぐに住まないときの注意点
賃貸契約後すぐに住まないときの注意点は5つあります。
- 家賃は発生する
- 賃貸契約日を遅らすことはできない
- 部屋が痛むことがある
- 防犯対策をしておく
- 長期不在の場合は不動産会社に連絡しておく
では、解説していきます。
家賃は発生する
住んでなくても家賃がかかっている状態です。
少しもったいないように感じますが、家賃さえ払っていれば住まなくても問題はありません。
住んでなくても問題はないですが、家賃がかかってることは認識しておきましょう。
賃貸契約日を遅らすことはできない
賃貸契約日を遅らすことは基本的にできません。
たとえ住み始めるのが1ヶ月以上先でも、申込みした日から1ヶ月後には家賃が発生します。
入居する日が1ヶ月以上先の場合は、契約開始日を遅らすことは基本的にできません。
部屋が痛むことがある
賃貸契約後にしばらく住まなければ、部屋が痛むことがあります。
- 湿気がたまり室内がダメになる
- 排水設備を使わないと虫が湧く
このように人が住まないと部屋の痛みが進んでいきますので、注意しましょう。
防犯対策をしておく
しばらく住まなくても荷物などを先に置いてる場合は、防犯対策をしておきましょう。
なにも荷物をお金ければ、問題はないかもしれませんが、荷物を置く場合は、貴重品は置かないようにしましょう。
長期不在の場合は管理会社や家主に連絡しておく
長期不在の場合は管理会社や家主に連絡しておきましょう。
連絡しておかないと、管理会社や家主から郵便物の受け取りや連絡ができなく、不審に思われる可能性があります。
なので、長期で不在にする場合は、管理会社や家主に連絡するようにしましょう。
【まとめ】
今回は賃貸契約後しばらく住まなくても大丈夫かを解説していきました。
契約してすぐに住まないといけないルールはありませんが、以下の点には注意するようにしましょう。
- 家賃は発生する
- 賃貸契約日を遅らすことはできない
- 部屋が痛むことがある
- 防犯対策をしておく
- 長期不在の場合は不動産会社に連絡しておく
賃貸契約後しばらく住まない場合は、デメリットを理解した上で契約するようにしよう。
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