- なぜ仲介手数料って無料にできるの?
- 仲介手数料が無料のときの注意することってある?
こんな人のための記事です。
この記事では、現在不動産業界歴8年で現役で仕事をしており、不動産の店長をしている僕のが悩みを解決します。
この記事を読めば、仲介手数料がなぜ無料なのかがわかるようになります。
家主からも手数料がもらえる
仲介手数料を無料にできる理由は家主からも手数料がもらえるからです。
家主からの手数料は『広告料』と言うことが多く、仲介手数料とは別の名目になります。
仲介手数料は借主と貸主合わせて上限『家賃の1ヶ月分+消費税』と法律で決まっており、広告料は上限はありません。
家主から広告料がもらうことができるので、仲介手数料を無料にすることができます。
仲介手数料を無料にする理由はなぜ
仲介手数料が上限『家賃の1ヶ月分』と決まってるのに、なぜお客様から上限で仲介手数料をもらわないのでしょうか?
その理由は下記にあります。
集客がしやすい
なんといっても集客がしやすいのが、一番のメリットです。
仲介手数料がかかる不動産屋より無料の不動産屋を選びませんか?
仲介手数料が無料の不動産屋を選ぶことによって、最大で賃料1ヶ月分を節約することができます。
仲介手数料は基本的に払いたくないので、無料の不動産屋に行くお客様は多くなってます。
不動産屋は仲介手数料を無料にすると集客がしやすくなります。
在庫が維持費がない
不動産仲介業は基本的に在庫がありません。
家主の不動産を仲介しているだけなので、在庫もなく維持費もかかりません。
在庫がなく維持費も何もかからないので、その費用を回収しなくても不動産屋は大丈夫なのです。
在庫や維持費がかからないので、仲介手数料を無料にすることができます。
どこの不動産屋でも紹介してもらえる物件は同じ
今は昔と違ってネットの時代なので、どこの不動産屋でも紹介できる物件は同じです。
ここの不動産屋しか紹介してもらえない物件があるってことはほとんどありません。
紹介できる物件がほとんど同じなら、仲介手数料が無料の不動産屋に行こうってなります。
仲介手数料が無料の会社が増えてきている
最近は仲介手数料が無料の会社が、どんどん増えてきています。
そのため、仲介手数料を1ヶ月取る業者は集客が難しくなってきてます。
仲介手数料が無料やったら、無料の不動産屋に行きますよね?
特に仲介手数料が無料の不動産屋は都心部にどんどん増えてきています。
仲介手数料が無料のときのデメリットや注意点
仲介手数料は無料だとかなりお得ですが、デメリットや注意点があるので、チェックしていきましょう。
仲介手数料が無料の代わりに違う名目でお金をとられることがある
仲介手数料が無料の場合は、無料の分を補填しようと下記の項目でお金を取られる場合があります。
- 消毒費や害虫駆除費
- 24時間安心サポート
上記を合わせると2〜4万円ぐらいします。
違う項目で初期費用に追加で入れることによって、無料の分を穴埋めしようとする不動産屋もいます。
明細を見て上記の項目があれば、注意するようにしましょう。
賃貸物件を借りるときは、どんな費用がかかるのか以下の記事に詳しく書いています。
家主からもらえる手数料が少なかったら紹介してもらえない
今まで家主から手数料がもらえるから、仲介手数料が無料にできるとお伝えしてきました。
しかし、物件によっては家主からの手数料が少なかったり、全くもらえない物件は紹介してもらえないことがあります。
仲介手数料は無料で、家主からの手数料が少ないと、不動産屋は売上が上がりません。
不動産屋は売上が上がらないので、家主からの手数料が少ない物件は紹介してもらえず、家主から手数料が多くもらえる物件をおすすめされます。
良い物件は家主からの手数料が少ないことが多いため、良い物件を紹介してもらえない可能性があるので注意が必要です。
無料だからサービスが悪いことがある
仲介手数料が無料の場合は、その分売上が少なくなるため、サービスが悪くなることがあります。
利益を確保するため、余計な費用をかけないようあらゆるコストを削減してきます。
- サービスは気にしない
- 物件の契約さえできれば良い
上記ののようにある程度割り切れるのなら大丈夫です。
仲介手数料が無料だとサービスが悪くてトラブルになったりすることもあるので、注意が必要です。
【まとめ】
仲介手数料が無料なことは、お客様にとってはすごくお得だと思います。
仲介手数料が無料にできるのは、家主から手数料(広告料)がもらえるから無料にすることができます。
- 仲介手数料が無料の代わりに違う名目でお金をとられることがある
- 家主からもらえる手数料が少なかったら紹介してもらえない
- 無料だからサービスが悪いことがある
仲介手数料が無料で安くなることはいいことですが、上記は注意するようにしよう。
賃貸物件の安く借りる裏技について詳しくは以下の記事を参考ください。