- 賃貸物件の初期費用の交渉できる項目ってなにがあるの?
- 初期費用を交渉する方法ってどうしたらいいの?
- 初期費用の交渉するタイミングっていつがいいの?
賃貸物件を契約するときに初期費用を抑えたいと思う人は多いです。
この記事では、現在不動産業界歴10年以上で現役で仕事をしており、不動産屋の店長で宅地建物取引士の資格を保有している僕が悩みを解決します。
- 初期費用の交渉できる項目
- 初期費用の交渉する方法
- 初期費用の交渉できるタイミング
初期費用を交渉することによってお得に賃貸物件を契約することができます。
それでは解説していきます。
賃貸物件の初期費用の交渉ができる項目
賃貸物件の初期費用の交渉ができる項目があります。
- 家賃を交渉する
- 礼金を交渉する
- 火災保険は自分で入れるか交渉する
- 消毒や安心サポート外してもらう交渉をする
- 仲介手数料を交渉する
交渉できる項目を抑えることで、お得に賃貸物件を契約することができます。
家賃を交渉する
まず一つ目は家賃の交渉です。
家賃を交渉することができれば、毎月のランニングコストや初期費用も抑えることができます。
家賃はダメ元でも交渉してもらう価値はあります。
礼金を交渉する
礼金も交渉することができます。
礼金は交渉すれば下げてもらえることがあるので言ってみるようにしよう。
礼金を少し下げてもらえるだけで、家具や家電が一つ買えるぐらいの金額になることもあります。
火災保険は自分で入れるか交渉する
火災保険も自分で入れるか交渉してみよう。
不動産屋は指定の火災保険の加入を推奨していることが多く、料金も割高になります。
火災保険によっては1万円以上も節約することができますよ。
消毒や安心サポート外してもらう交渉をする
消毒や安心サポートを外してもらうように交渉しよう。
消毒や安心サポートは不動産屋の儲けになることがほとんどです。
外してもらえるように交渉してみましょう。
仲介手数料を交渉する
仲介手数料も交渉してみよう。
仲介手数料は借主と貸主合わせて「家賃の1ヶ月+消費税」が上限と法律で決まっています。
借主の同意がなければ、「家賃の0.5ヶ月+消費税」が上限となります。
1ヶ月分の仲介手数料を取ってくる不動産屋もいるので、そんなときは交渉するようにしましょう。
初期費用交渉の具体的な方法
ここからは初期費用交渉の具体的な方法です。
- 直接対面で交渉する
- メールで交渉する
交渉するときの基本は上記でのどちらかで交渉しないといけません。
交渉の例も解説していきます。
直接対面で交渉する
直接対面で交渉するようにしましょう。
- 家賃を少しでも交渉して頂ければ、契約します。
- 礼金を交渉いただければ、このお部屋を契約します。
このように一方的な交渉じゃなくて、契約するというメリットも伝えると交渉にのってもらいやすくなります。
メールで交渉する
直接対面で交渉がしにくかったら、メールで交渉してみましょう。
メールの場合は、記録に残せるため言った言ってないのトラブルを防ぐことができます。
メールで交渉するときの例
株式会社○○不動産
○○様
お世話になります。
○○です。
火災保険ですが、自分で選んで加入することは可能でしょうか?
ご返信お待ちしております。
このようにメールを送ると違う火災保険に入ることができるのか、交渉してもらえます。
初期費用を交渉するタイミング
初期費用を交渉するタイミングは大切です。
- 初期費用のベストのタイミングは申し込みのとき
- 審査後の初期費用の交渉は難しい
タイミング次第で交渉できなかったりするので注意しよう。
初期費用のベストのタイミングは申し込みのとき
初めから初期費用の交渉をすると、値下げ前提の部屋探しになるので、お互い良い気分で部屋探しができなくなります。
申し込み後になると、一度条件に同意した後の状態になるので、交渉が難しくなります。
申し込みのときに初期費用の交渉するのがベストタイミングになります。
審査後の初期費用の交渉は難しい
審査後の初期費用の交渉は難しくなります。
審査後になると、申し込んだ条件で審査に通ってることになり、条件が確定している状態です。
審査後に初期費用の交渉は難しいので注意しましょう。
賃貸物件の初期費用を交渉するときの注意点
賃貸物件の初期費用を交渉するときに注意点があります。
- 繁忙期や人気物件は交渉は難しいときもある
- 欲張りすぎると審査に落ちることもある
それでは解説します。
繁忙期や人気物件は交渉は難しいときもある
繁忙期や人気物件は交渉が難しいときもあります。
- 繁忙期は物件も決まりやすい
- 人気物件は何もしなくても勝手に決まる
上記のように交渉しても他に良い条件で入居してくれる人がいるので難しくなります。
欲張りすぎると審査に落ちることもある
欲張りすぎると審査に落ちることもあるので注意しましょう。
無理な交渉は入居を断られたりすることもあります。
欲張り過ぎず、適度な引き際も大切です。
【まとめ】
今回は賃貸の初期費用の交渉できる項目はなにがあるかについて解説しました。
初期費用の交渉できる項目は以下になります。
- 家賃を交渉する
- 礼金を交渉する
- 火災保険は自分で入れるか交渉する
- 消毒や安心サポート外してもらう交渉をする
- 仲介手数料を交渉する
ただし交渉しすぎると不動産屋から嫌がられることがあるので、無理に交渉しないようにしましょう。