- 初めに必要な費用はなにが必要なのか?
- 契約時にお金を多く取られないか心配
お部屋を探すときに必要な費用がなにがかかるの分からない方が多いと思います。
この記事では、現在不動産業界歴8年で現役で仕事をしており、不動産の店長をしている僕が悩みを解決します。
この記事を読めば、賃貸契約時の初めにかかる費用がなにがあるのかがわかるようになります。
これでバッチリ!初期費用の内訳
例えば、家賃が5万円で礼金が10万円の物件の場合は、約25〜30万円となります。
この3〜4倍の内訳と敷金礼金の説明するので、しっかり覚えておきましょう。
日割家賃
日割家賃とは、16日から入居したとしたら、その日から残り月末までの約15日分の家賃のことです。
入居する日から家賃が発生するので、入居日によって変動する金額となります。
26日から入居したとしたら5日分なので、日割家賃は安くなります。
前家賃
前家賃とは1ヶ月分の家賃のことです。
26日に入居したらすぐに翌月の家賃を払わないといけないので、『あらかじめ翌月分の家賃1ヶ月分を預かっておきましょう』というものです。
月初めの1日から入居した場合は日割家賃はなく、1ヶ月分の前家賃のみとなります。
火災保険料
火災保険は入居して自分の家具や部屋を、火災などで損害が発生した場合に補償してもらえる保険なるので、加入は必須になります。
火災保険に入らずに賃貸物件を契約することはでいません。
火災保険は家主によって保険会社は様々ですが、単身なら2年で15,000〜20,000円、ファミリーなら2年で20,000円〜が相場となります。
火災保険は不動産屋が指定する火災保険に入らなくても、自分で選んで安く抑えることもできます。
火災保険を自分で入りたいときは以下の記事を見てください。
保証会社
保証会社とは入居者が家賃の支払いができなくなった場合、代わりに家主に家賃を立て替えてもらえます。
保証会社は連帯保証人の代わりになることもあります。
基本的には保証会社に加入する物件は増えてきています。
費用は家賃の0.5〜1ヶ月分となります。
鍵交換代
鍵交換代はそのまま鍵の交換費用のことです。
費用は15,000〜30,000円が相場です。
仲介手数料
仲介手数料は不動産会社に支払う手数料で、家賃の0.5〜1ヶ月となります。
中には仲介手数料を無料でやってる不動産業者もあります。
仲介手数料が無料にできるのはなぜかについて次の記事も参考に。
敷金
敷金は入居者の家賃滞納や退去時の現状回復費用に充てられるものになります。
家賃滞納もなくお部屋もきれいに使っていれば、退去時に返ってくるものとなります。
何かあった場合は保証会社が費用を立て替えてもらえるため、最近は0円の物件も増えてきています。
礼金
礼金は家主に払うお礼金です。
礼金は敷金と違って退去時に返ってこないお金なので、なるべく抑えたいお金ですね。
敷金・礼金がゼロの物件のメリット・デメリットについて詳しくは以下の記事を見てください。
不動産屋に多くお金を取られないための注意項目
今まで書いた項目は基本的に必須の項目ですが、これからは必要がないのに営業マンの売上のために付けられている可能性があります。
もし明細の中にこれらの項目があれば、『これは外していただけませんか?』と聞くと外してもらえる場合があるので、交渉してみましょう。
消毒費や害虫駆除費
これらは入居前にお部屋に入る前に本当にやってるかわからない謎のサービスだと僕は思っています。
ちゃんとやってるところもありますが、虫がでるのが嫌ならばやってもらいましょう。
費用は10,000〜20,000円となります。
害虫駆除費って外すことができるか詳しくは下記記事を見てくださいね。
24時間安心サポート
24時間安心サポートは名前がいろいろあり、『安心〜』や『~サポート』などの文字が入っていれば該当します。
これは入居後に電気やガスのトラブルや水漏れ鍵をなくしたときに対応してもらえるサービスとなります。
深夜とかは管理会社がやっていないので、もしものときはすごく便利なサービスですが、ほとんど使うことがありません。
金額は2年で15,000〜20,000円となります。
24時間安心サポートはいらないのか以下の記事で詳しく解説しています。
【まとめ】事前に初期費用がなにがかかるのか、チェックしておこう
不動産屋はお金が取れそうな人からはとことんお金を取ってきます。
契約時にどのようなお金がかかるから事前に調べて知識をつけておきましょう。
- 日割家賃
- 前家賃
- 火災保険
- 保証会社
- 仲介手数料
特に初めての引越しの場合は不動産屋にダマされないように気を付けよう。
さっき説明した消毒費や害虫駆除費・24時間安心サポートなどが入ってなければ、信頼できる不動産屋かも知れません。
賃貸物件を安く借りる裏技について書いてますので、是非参考に見てください。